<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<rdf:RDF xmlns="http://purl.org/rss/1.0/" 
         xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#"
         xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
         xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
         xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
         xmlns:trackback="http://madskills.com/public/xml/rss/module/trackback/"
         xml:lang="ja">
<channel rdf:about="http://11-book.bestbook-search.com/">
<title></title>
<link>http://11-book.bestbook-search.com/</link>
<description> （24時間おきに更新中）</description>
 <dc:language>ja</dc:language>
<dc:rights>Copyright (c) 2006  All Rights Reserved.</dc:rights>
<dc:date>2008-11-12T05:13:09+09:00</dc:date>
<items>
<rdf:Seq>
<rdf:li rdf:resource="http://11-book.bestbook-search.com/detail/01/4835583442.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://11-book.bestbook-search.com/detail/02/448801724X.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://11-book.bestbook-search.com/detail/03/4488017150.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://11-book.bestbook-search.com/detail/04/433492493X.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://11-book.bestbook-search.com/detail/05/4488023827.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://11-book.bestbook-search.com/detail/06/416323960X.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://11-book.bestbook-search.com/detail/07/4408603198.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://11-book.bestbook-search.com/detail/08/4104188026.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://11-book.bestbook-search.com/detail/09/4488017258.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://11-book.bestbook-search.com/detail/10/4408504505.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://11-book.bestbook-search.com/detail/11/4198619190.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://11-book.bestbook-search.com/detail/12/4062125358.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://11-book.bestbook-search.com/detail/13/448801206X.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://11-book.bestbook-search.com/detail/14/4062127350.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://11-book.bestbook-search.com/detail/15/4062125129.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://11-book.bestbook-search.com/detail/16/4257010681.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://11-book.bestbook-search.com/detail/17/4488023797.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://11-book.bestbook-search.com/detail/18/4198618704.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://11-book.bestbook-search.com/detail/19/4488017126.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://11-book.bestbook-search.com/detail/20/4062121697.html" />
</rdf:Seq>
</items>
</channel>
<item rdf:about="http://11-book.bestbook-search.com/detail/01/4835583442.html">
<title>心霊探偵・八雲 赤い瞳は知っている</title>
<link>http://11-book.bestbook-search.com/detail/01/4835583442.html</link>
<dc:date>2008-11-12T05:13:09+09:00</dc:date>
<dc:creator></dc:creator>
<description>非常に残念です
なによりミステリーというにはあまりに無理矢理すぎる
説明の面倒くさいところはすべて霊頼みで、とってつけたような設定ばかり
ヒロイン(?)の双子の姉の登場も突然すぎるし
それまでいっさ...</description>
<content:encoded>
<![CDATA[
非常に残念です
なによりミステリーというにはあまりに無理矢理すぎる
説明の面倒くさいところはすべて霊頼みで、とってつけたような設定ばかり
ヒロイン(?)の双子の姉の登場も突然すぎるし
それまでいっさいそんな描写がなかったのにいきなり重要なキーワードがでてきたり
そしてどんなどんでん返しがあるのかと期待してみればあっさり裏切られる
どのキャラクターにも感情移入するころができず、本当にひどい内容でがっかりしました
ミステリーが好きだという方にははっきり言って向いてないと思います
小説でよかった。きっと絵にされると、怖くて読めないんじゃないかと。
想像で補っているからこそ、この本のよさがわかる。
幽霊とかって、絵にしづらそうだしねー。

内容はどれも短編ですらすら読めます。気づいたらどんどん読んでて。
面白いとおもいますけど…。ちょっと漫画チックな内容でして、
あと少し、奥が深い小説だったらなぁと思います。
この世界感たまりません。

主人公の八雲の左目は
人には見えないものが見える・・・

魂からの叫びをうけ、
主人公の八雲が
事件を解決していく物語！

人には見えないものが
見える孤独など
こういった物語だから
こそ味わえるものがあります。

これはシリーズものらしいので、
次回の作品も期待してます。 普段は本を読まない、漫画しか読まない、又は携帯（パソコン）でなら小説を読むという人向け
中・高生向けかな…?!

文章は簡潔で短め、内容（場面）も解り易い、それでもスリルがあるという点ではお勧め

本格ミステリーを読む人には、いきなり犯人が判るかもしれません
それくらい内容に奥行きがありません
本好きで、例えば「指輪物語（ロードオブザリング）」の原作を最後まで読んだような人には時間のムダと感じるかも…

簡単な文章が作者の意図してのことならば、ミステリーとしては手応えの無いのは仕方ないかな〜?!という印象でした

通勤電車の中、待ち合わせの時間つぶしには、もってこいの作品ですね
エンターテナー的で、すごくおもしろかったです
この本を読んだきっかけは、この話が原作の少女マンガを読んだからでした。
マンガの方は第一話しか読まなかったのですが、なぜか原作が気になって。

読み始めたら面白く、一気に読んでしまいました。
文章は、「いいのかな？ 小説として」と思わず思ってしまう程、読みやすいです。
難しい表現は一切ありません。

でもそれはプロフィールを読む限り、故意にそうしているようです。
それはそれでいいと思うし、好感が持てます。
だからこそ、純粋にこの世界に引き込まれ、楽しめるというのもあるのでしょうか。

読んでいて映像がはっきりと浮かんできます。
キャラクターが魅力的で立っていて、頭の中で動き回る感じ。

読んだ後、「はまったよー！」と強く思えた作品は久しぶりなので嬉しいです。
この巻は３つのお話が入っていてテンポ良く読めるし、幽霊の類が本当に苦手な私でも、あまり怖がらずに読めたのが有難かったです。

主人公は八雲なんでしょうが、こ巻は、晴香がトラブルを持ち込むことによって動いていっています。

生まれついて片方だけ赤い瞳を持っていたことで、怖がられたり同情されたり、という経験しかしてこなかった八雲は、
初めて、それらとは全く違った言葉を晴香から掛けられます。

その言葉が、八雲にとってどんなに嬉しかったか、救いになったか、ということが、その後の晴香に対する態度や周りの人の言葉からすごく伝わってくるのが、
なんだか、とてもいいのです。
もちろん、ひねくれものの八雲です。急に優しくなったり、素直になったりということは全くないのですが。
読み手にはひしひしと伝わってきます。

ミステリー自体は複雑でなく、わかりやすいです。
謎解きを楽しむ、という話ではないと思います。
それでもキャラクターの魅力でここまで作品に引き込む作者には、トリック・文章云々でない力量を感じます。


]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://11-book.bestbook-search.com/detail/02/448801724X.html">
<title>インディゴの夜 チョコレートビースト (ミステリ・フロンティア)</title>
<link>http://11-book.bestbook-search.com/detail/02/448801724X.html</link>
<dc:date>2008-11-12T05:13:09+09:00</dc:date>
<dc:creator></dc:creator>
<description> 『インディゴの夜』の続編。４本の短篇が収録されている。
 今回も話題が新鮮で面白い。特にタトゥーの話など、裏側の世界が開陳されており、興味深かった。
 ホストの世界も相変わらずの魅力。キャラクター...</description>
<content:encoded>
<![CDATA[
 『インディゴの夜』の続編。４本の短篇が収録されている。
 今回も話題が新鮮で面白い。特にタトゥーの話など、裏側の世界が開陳されており、興味深かった。
 ホストの世界も相変わらずの魅力。キャラクターが個性豊かに描かれており、それぞれに人間味もあり、はまりこんでしまう。
 一方で、ミステリとしての限界も感じる。これはちょっとなあ、という結末や犯人が目立つ。ホストクラブという新味も薄れつつあり、このままでは行き詰まってしまうのではないか。
 キャラクターや、ポップな裏社会の描き方は上手いだけに、ジャンルを変えれば爆発的な成功を収めるかも知れない。インディゴの夜が面白かったので、続編も読みました。
なぎさママの飼い犬まりん（43万円）の誘拐劇が印象的でした。
晶と一緒にクラブを経営している塩谷さんのこともちょっと好きになりました。
今度は憂夜さんが主役の話が読みたいな。タイトルでも分かる通り、『インディゴの夜』の続編。
前作でも同様の感想を抱いたのだけれども、やっぱり晶とその周囲の面々とのやりとりが楽しい。水商売、そしてその中でも邪道と呼ばれる連中で、見た目やら何やらはそんな偏見通りかも知れないけれども、根は正直で優しいホストたち。そして、そんなのホストたちの行動に心の中でいちいちツッコミを入れている晶…という構図が凄く楽しい。一見、常識人風に振舞っていながらも、晶自身も結構無茶苦茶やってたりするし。前作以上にその登場人物のやりとりが楽しい、と感じられた。
で、前作との違いは、と言えば、今回はどちらかと言うと晶たちが自分から事件へと首を突っ込んで行っている、という印象であるところ。前作の、どちらかと言えば、巻き込まれて仕方なく、と対照的。個人的に好きなエピソードは『マイノリティ／マジョリティ』。ホストクラブのオーナーという面ばかりがこれまで強調されていた中、晶・塩谷の「表のカオ」の面が見れて面白かった。
もっとも、今回は自ら話に顔を突っ込んで行く話が多い、ということもあってどうも「ホストクラブ」という世界の印象が薄くなってしまった感じ。先の『マイノリティ／マジョリティ』とか、表題作『チョコレートビースト』などはホストクラブがあまり関係ないし、『真夜中のダーリン』も変えようと思えば変えられるし…。そこがちょっと気になった。
とは言え、やっぱり楽しかった、と言う方が先に来る。ままだ十分に繋がる終わり方だし、続編が出てくれることを期待したい。今回もスピード感のある文章で駆け抜けてくれますｖ
四篇から成る短篇集です。

それは本当にオシャレなのか？という、イマドキのファッションに身を包んだ少年少女への晶さんの突っ込みが笑えますｗ
更に、若者言葉とも言える日本語の乱れに内心で激しく突っ込みを入れる晶さんに、親近感が湧きますｗ

憂夜さんがホストたちに言い聞かせる“女心を掴む奥義”『会話の中でさり気なく相手の名前を連呼すること』だそうですｗ
あ〜わかる気がする( '艸｀)
軽い口説き方マニュアルでもあるかな(笑)

前作のインディゴの夜と二冊併せてめっちゃおすすめですｖ 前作「インディゴの夜」がちょっと不完全燃焼気味（キャラ等に謎が残った）気味だったので、続編待ってました。

再続編待ってます。
もっともっとこの話が読みたい。
]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://11-book.bestbook-search.com/detail/03/4488017150.html">
<title>HEARTBEAT (ミステリ・フロンティア)</title>
<link>http://11-book.bestbook-search.com/detail/03/4488017150.html</link>
<dc:date>2008-11-12T05:13:09+09:00</dc:date>
<dc:creator></dc:creator>
<description>「１０年後に会おう」

原之井はヤオとの約束を果たすためアメリカから舞い戻った。底知れぬ悲しみの記憶とともに。

伝えられなかった想い。愛する者の死と絶望。復讐と赦し。純粋なる愛のちから。許されざる...</description>
<content:encoded>
<![CDATA[
「１０年後に会おう」

原之井はヤオとの約束を果たすためアメリカから舞い戻った。底知れぬ悲しみの記憶とともに。

伝えられなかった想い。愛する者の死と絶望。復讐と赦し。純粋なる愛のちから。許されざる愛。さまざまな想いがつまっている。

本書では１０年前の約束を果たそうとする原之井のお話と、幽霊騒動におびえる少年ユーリのお話が平行して進んでいく。繋がっていく二つのお話。原之井の「心音を聞き分ける」能力が幽霊騒動解決の鍵となるのか・・・びっくりです。最大のミステリーは思わぬところにあります。僕はあの映画を思い出しました。これ以上は言えませんが・・・

本作で、純粋なる愛の鼓動を感じてください。委員長・原之井は、高校の同級生・ヤオが１0年たって自分の納得する生活を送っていたら、彼女に一億円を渡すという約束をする。しかしその約束の日委員長が帰郷すると、彼女は失踪していた。
いっぽう、大金持ちの小学生・ユーリの家で死んだはずの母親の幽霊が現れるという事件が起きる。この一見無関係なはずの2つの事件が交錯し、物語が展開する。
「ハートビート」っていう言葉は知らなかったんだけど、意味深で切ない言葉ですよね…。なぜタイトルが「ハートビート」なのか最後まで読んで納得しました。人として守りたい人が出来たとき、心置きなく守りきれればいいが心残りのまま別れてしまう時人の心にはその人の幸せを祈りたくなる気持ちが出来るように思う「あの人が幸せでありますように」そんな思いを一度でも感じたことのある人この本はラストのネタが重大なので詳細を書けませんが、お薦めの１冊です 二つの物語が絡みあい、縺れあって一つの大きな流れが見えてくる。二つの物語には、それぞれ謎がある。どこで関係しあうのか？いつ同じ話として謎が絡みあうのか？と頁を繰る手が止まらない。 元高校の同級生の原之井、ヤオ。そして二人に共通の友人、巡矢。この三人が背負う話がまず一つ目。 元男爵家で財閥の五条辻家の直系であるユーリ少年（小学五年生）。ユーリのお屋敷で起きる幽霊の謎が二つ目の話。これらが細かく交互に語られていく。 優等生で委員長と呼ばれていた原之井といわゆる不良少女だったヤオとの間には十年後に果たすはずの“約束”があった。 この原之井の人物造形がとても複雑。善良で正義漢。しかし、深く傷ついた心を抱えている。 ヤオについての謎を、巡矢が手助けするのだが、彼もまた興味深い人物。巡矢はこの物語を支える探偵役でもあり、言動と裏腹な内面を覗かせつつ、小気味よい切れ味の活躍をする。 巡矢が原之井に語る「ハートビート」の二つの意味は、最後まで生きている。あっと言わされた。きゅうんと心を鷲掴みにされたような切なさとともに、沸々と温かなものがこみ上げてくる。 ミステリーとしても、友情を巡る青春ストーリーとしても、また小路さんが得意とするちょっと不思議な能力をもつ者もちゃんと登場させていて、これまで以上に楽しめる作品であると思う。Boy's Side、Girl's Side、LastMan's Sideと大きく3つの章に分けられた構成でストーリーは進行する。医師になる為にアメリカ留学をしていた青年が帰国して、10年前に再会の約束をした場所で高校の同級生だった女性を待つ、といった場面で物語の幕が開く。各章で複数のキャラクターの視点で語られ進行するストーリーは謎そのものの正体もまた謎で、最後まで惹きつける。キーワードのハートビートは読むもののハートビートも高鳴らせる。
]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://11-book.bestbook-search.com/detail/04/433492493X.html">
<title>ぶぶ漬け伝説の謎 裏京都ミステリー (裏京都ミステリー)</title>
<link>http://11-book.bestbook-search.com/detail/04/433492493X.html</link>
<dc:date>2008-11-12T05:13:09+09:00</dc:date>
<dc:creator></dc:creator>
<description>う〜ん、鬼子母神とか、シリアス系のあるまじろ君の（本業がらみの）話がなかったのがちょっと残念でしたが、読んでいてほのぼの、そして、あのぶぶ漬け伝説はやっぱりガセなのか･･･ってちょっとがっかり。そし...</description>
<content:encoded>
<![CDATA[
う〜ん、鬼子母神とか、シリアス系のあるまじろ君の（本業がらみの）話がなかったのがちょっと残念でしたが、読んでいてほのぼの、そして、あのぶぶ漬け伝説はやっぱりガセなのか･･･ってちょっとがっかり。そしてそのがっかりを上回る、京都の美味しい話でいっぱいです。きつねうどんも、関東とは全然違うんだな〜。しかも、表現が上手で、味が伝わってくるみたい！さすが北森さんです。
菅浩江さんの「鬼女の都」と読み比べてみるともっと面白いと思います。あっちは文学中心のシリアス系。
あ、そういえば「親不孝通りディテクティブ」のテッキは確か京都にいっちゃったんだよね？もしかしたらどこかで出てきたかも！もういっかい読んでみよーっと（北森さん作品には、けっこう登場人物がリンクするものがありますよね。それも楽しみ）。
]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://11-book.bestbook-search.com/detail/05/4488023827.html">
<title>ニッポン硬貨の謎</title>
<link>http://11-book.bestbook-search.com/detail/05/4488023827.html</link>
<dc:date>2008-11-12T05:13:09+09:00</dc:date>
<dc:creator></dc:creator>
<description> クイーンについて詳しい人にはとっても面白く読める小説だと思います。
 それほど詳しくない私にとっては、期待値があまりに高かったために正直がっかりという展開でした。「ミステリー小説」としてはがっかり...</description>
<content:encoded>
<![CDATA[
 クイーンについて詳しい人にはとっても面白く読める小説だと思います。
 それほど詳しくない私にとっては、期待値があまりに高かったために正直がっかりという展開でした。「ミステリー小説」としてはがっかりですが、クイーンファンにとっては作家論、作品論としても読めるので、これほど楽しい小説はないと思います。1970年代後半、来日したエラリー・クイーン(探偵であり作家の虚構人物の方)が解決した事件について記された未発表原稿が発見され、それを北村薫氏が翻訳したという体裁。

本格というのはダブルミーニング。本格ミステリの草分けの一人であるエラリー・クイーンの国名シリーズを扱うということで、ジャンルとしての本格。そして、未発表原稿という体裁のパステイーシュの王道な手法をとりつつ、実にクイーンスタイルを踏襲し、クイーン論まで展開してしまうという、ファンノベルのスタイルとしても本格派なのである。

脚注のお遊び(これは、作中で展開するクイーン論にも呼応している)や、文体の模倣...初めて日本を訪れた外国人目線のズレや、作品が固まるまでに派生してしまった事実誤認の表現が、脚注のツッコミともあいまって、実にいい塩梅にリアル...など、未発表作品の翻訳の雰囲気が良く練れている。

一方、北村薫としての作風も失うことなく作品は構成されている。北村氏といえば、ドラマ部分での人間描写の鋭さも魅力の作家である。美や温もりなどを馥郁たる描写で紡ぐ一方、鮮烈なまでのドス黒さを一閃させる事もできる。

本作では先述の通り、ある種の人には神にも等しいエラリー・クイーンが日本にやってきたらというifのシチュエーションを設定し、神様と幾許かの時を共に過ごすのみならず、ラブコールと同義の作品論を開陳したり、極めつけは共に難事件に立ち向かうという、願望従属のファンタジーである。その、淡い温もりのある色調の風景に、幼児連続殺人事件という漆黒の悪意が吹き抜ける。

この事件の選定の趣味が、なんとも北村節だなぁと思ったのは俺だけではあるまい。

以前創元社より上梓されたアンソロジー『五十円玉二十枚の謎』に対する、エラリー・クイーンの回答という趣向も楽しい。敬意と愛情に満ちた、だが、才能無くば実現不可能な、極上のパスティーシュ作品である。本格ミステリ・クラブ会員の投票によって選ばれた本格ミステリ大賞受賞作。会員が自分たちの会長の作品を記名投票で大賞に選ぶという仲良しクラブばりばりの大賞受賞作。これで本作がすばらしければ言うことはないのだけど、仲良しクラブ大賞受賞作にふさわしく、幼稚な内容なので残念というしかありません。本格ミステリ大賞という賞がどれだけ無内容の駄目賞なのかということが本作を読んで、よくわかるし、その選ばれ方（会員が会長の作を記名投票で選ぶという恥ずかしさ）を見ても、よくわかる本。日本ミステリのレベルの低さを思い知らされる残念な本格ミステリ大賞受賞作でした。 1977年に来日したアメリカの名探偵エラリー・クイーン。東京滞在中に、幼児ばかりを狙う連続殺人事件が発生する。 同じ頃、女子大生の奈々子はバイト先の書店で奇妙なお客に遭遇する。50円硬貨を20枚握り締め、それを千円札に換えてくれるよう奈々子に頼むのだ。 この二つの事件がやがて一つになって…。 日本を舞台にしたこのエラリー・クイーンの未発表原稿を、北村薫が十年の歳月をかけて翻訳した、という設定のパスティーシュ小説です。 怪事件を名探偵が鋭い推理で見事解決していく、という物語の展開を楽しむための小説とはいえません。事件そのものはあっけなく解決してしまいますし、しかもクイーンが説く真相は、必ずしも多くの読者の納得を得られるようなものではないと私は考えます。 むしろこれは推理小説の読み手として深い見識と筆力をもった北村薫が、パスティーシュ小説の装いを用いて、クイーンのコアなファンに向けて贈るエラリー･クイーン作家論といえる作品です。クイーンの「シャム双子の謎」や「緋文字」、さらにはヴァン・ダインの「僧正殺人事件」に関する北村自身の論考を、主人の奈々子たちの口を借りて語っています。 そして本書全体が若竹七海ほか「競作 五十円玉二十枚の謎」（東京創元社）への北村薫の遅ればせながらの参加作品という意味を持っています。 ですから、よほどの推理小説ファンでなければ本作品にどっぷりと遊ぶのは難しいかもしれません。 それにしてもクイーンと奈々子のコンビが「空飛ぶ馬」以来の円紫さんと私に重なって見えてきました。北村薫はあのシリーズの続編を書く意思をもう持っていないと語っていますが（別冊宝島「北村薫Complete Book」でのインタビュー）、私はそのことがとても残念でなりません。クイーンをほとんど読んでいない私がレビューを書いてもいいのだろうかとは思いつつも、北村薫ファンとしては、今回も楽しく読み終わりました。北村薫翻訳のクイーンという体裁をとってはいますが、風景や人物の描写、その言葉の選び方の端はしに北村薫らしさがあふれており、特にクイーンを知らない私でも、いつもの「北村薫作品」として読み終わりました。もちろん、クイーンに精通している方がより楽しめるのでしょうが、あとで「シャム双子のお謎」を読むというのも、それはそれで楽しいなものです。北村薫さんの読書ぶりにはいつも感心しきりなのですが、今回も何度も感心させられます。そして、北村薫の作品を読むと必ず、読まなければならない本リストが増えるんですよね。
]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://11-book.bestbook-search.com/detail/06/416323960X.html">
<title>賢者はベンチで思索する</title>
<link>http://11-book.bestbook-search.com/detail/06/416323960X.html</link>
<dc:date>2008-11-12T05:13:09+09:00</dc:date>
<dc:creator></dc:creator>
<description>学校を卒業してから、思うように就職できず、ファミレスでアルバイトをする主人公。表向きは浪人生、実際はひきこもりに近い生活をする弟。主人公が働くファミレスで日常の大半をぼーと過ごすおじいさん。
主人公...</description>
<content:encoded>
<![CDATA[
学校を卒業してから、思うように就職できず、ファミレスでアルバイトをする主人公。表向きは浪人生、実際はひきこもりに近い生活をする弟。主人公が働くファミレスで日常の大半をぼーと過ごすおじいさん。
主人公のまわりでは、衝撃的だけど、犯罪として裁くことができないような事件が起きる。
なにもかも、どこか身に覚えのあるはなしでした。おじいさんの正体は衝撃的でしたが…。
21才の主人公は希望の会社に就職できずアルバイト中弟は二浪中家族と同居しているが両親の心配な思いが重荷で、自分も不安が混在そんな主人公久理子にベンチであう時だけ賢者になる不思議な老人国枝さん久理子のバイト先ファミレスではもたもたのおじいさんになる国枝さんでも公園では賢者なのだ久理子が悩み困っている問題を解決してしまう自分が定まらない２１才の女の子が、社会へ向けて自分の足を踏み出すまでの間、年齢が大きく離れた老人と友人になり、自分の本音を語れたことで本当の自分が見えるようになる。そこにミステリーがからむので読み易いと思う「いつだって悪意はすれちがうほど側にいる」ファミレスで働く、21歳の久里子、そしてファミレスでいつも同じ席に座る国枝老人。少し痴呆の症状が出ているらしい国枝老人だが、ファミレス以外の場所で会うときは痴呆だなんて信じられないくらい、鋭いところを見せる。そんな２人を探偵役に、「人の悪意」が引き起こす事件を、鮮やかに解決する。少しほっとするものの、なんだか悲しさが残る解決の結果は、「悪意」というものが、周囲を巻きこんで悲しみを生むからかもしれません。いつも身近にある「悪意」がテーマの本だけれど、悪意だけではない例えば信頼や、友情や、絆や・・・・・・そんな泥臭いものも多分に詰まった物語。読み終わると、少しだけ「賢者」になれそうで。ファミレスに勤める２１歳の久里子と、そのファミレスでいつも同じ席に座る国枝老人。しかもこの老人、少し痴呆の様子も見受けられる。はっきり言って、探偵役としてはあまり絵にはならない２人です。けれど、そこを面白くしてしまうのが近藤さん。２匹の犬もいい味出してます。とにかく、あっというまに物語に引き込まれてしまい、一章だけ読んだら寝るつもりが、気づいたら全章読破してしまっていました。もうちょっと味わって読むべきだったかも・・・？帯の「いつだって悪意はすれちがうほど側にいる」のフレーズが、この本のテーマであることは間違いないでしょう。でも、絶対に悪意以外のものも存在するはずです。読んだ後、ほっとして優しい気持ちになれました。
]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://11-book.bestbook-search.com/detail/07/4408603198.html">
<title>加賀金沢殺人事件 (ジョイ・ノベルス)</title>
<link>http://11-book.bestbook-search.com/detail/07/4408603198.html</link>
<dc:date>2008-11-12T05:13:09+09:00</dc:date>
<dc:creator></dc:creator>
<description></description>
<content:encoded>
<![CDATA[

]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://11-book.bestbook-search.com/detail/08/4104188026.html">
<title>ザ・カジノ</title>
<link>http://11-book.bestbook-search.com/detail/08/4104188026.html</link>
<dc:date>2008-11-12T05:13:09+09:00</dc:date>
<dc:creator></dc:creator>
<description>バカラのルールひとつとってもbankerの動作の記述に誤りがあるなど、内容の精緻さ、正確さに大きく欠ける。図版も説明力に乏しいものばかりで、ルールを知りたい向きには激しくお薦めできない。
また著者の...</description>
<content:encoded>
<![CDATA[
バカラのルールひとつとってもbankerの動作の記述に誤りがあるなど、内容の精緻さ、正確さに大きく欠ける。図版も説明力に乏しいものばかりで、ルールを知りたい向きには激しくお薦めできない。
また著者の主観によって叙述されている事項も多々見受けられ、とても“知的”とは言い難い。カジノについて世界で最後進国とも言える日本では当然ながらカジノに関する本も少なく、そのような状況の中でカジノについて１冊で包括的に知るには現時点では最適な本と言える。但し、著者はどうやらヨーロッパのカジノが主戦場で、アメリカ、特にラスベガスの現状については詳しくないようで、ごく一部で見聞きした内容だけで書いている部分が見受けられる。たとえば１４９ページで「カジノではトイレに行くとチップを取られる」とあるが、ラスベガスではごく一部のカジノにトイレでタオルを渡してくれる人がいるが、大半のカジノでは当然ながらチップは取られません。アジアのカジノも同様です。あと肝心のゲームの紹介の部分では、配当の記述方法があいまいだったり、特にクラップスやポーカーという現在のラスベガスで人気の高いゲームについての記述がいいかげんなので、これからカジノ（特にラスベガス）でプレイしたいのでそのための教則本としたいという場合はやめておいた方が賢明です。配当については、９４ページのルーレットの１点賭けは「三十五倍」と元金を抜いた配当だが１０９ページのバカラのタイは「九倍」と元金を入れた配当など元金の扱いがあやふや。クラップスについては１１７ページ「ダイスのシューターは時計回り」ではなく時計と逆回り。１２０ページのカムベットは「ポイントか７が出た後」ではなく「ポイントが出た後」のみ。１２２ページのハードウエイとフィールドベットについても配当に間違いがあるので注意。ポーカーに至っては書いていないのと同じほどずさんです。日本人が一番プレイするだろうスロットマシンについても「コインを８枚、１０枚と入れて１回も的中しないときは台を替われ」などと根拠のないオカルトなことを書いてますので真に受けないように。そもそも今時いちいちコイン入れてやらないってｗカジノ必勝法については確実な情報を知りたいなら「吠」で検索しましょう（笑）カジノ側のレート、ゲームのルーツ、ルールなどはもちろんのこと、戦略と資金管理法の提案はほんとうに参考になった。ただ、ゲームの紹介でもう少しビジュアル、イラストなどを入れて欲しかった。また、確率やルールの説明部分で図表がもう少し多いほうがわかりやすかった。
]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://11-book.bestbook-search.com/detail/09/4488017258.html">
<title>出口のない部屋 (ミステリ・フロンティア)</title>
<link>http://11-book.bestbook-search.com/detail/09/4488017258.html</link>
<dc:date>2008-11-12T05:13:09+09:00</dc:date>
<dc:creator></dc:creator>
<description>はじめてこの作家さんの本を読みました。
話のなかでの小説部分の挿入のように入っている話は
小説なのか現実なのか分からなくて、戸惑いましたが、
その小説部分の話に込められたヒントと現実部分に込められた...</description>
<content:encoded>
<![CDATA[
はじめてこの作家さんの本を読みました。
話のなかでの小説部分の挿入のように入っている話は
小説なのか現実なのか分からなくて、戸惑いましたが、
その小説部分の話に込められたヒントと現実部分に込められた
ヒントによって謎が解き明かされていくと、なるほどと納得
させられました。
登場人物の周囲に対する考え方や気持ちの捉え方、さらに
それぞれの心情の食い違いが、すごくよく書けていると思いました。
最後に話がつながるところでは、殺人を犯した人物の
心理にゾクっとさせられました。 出口のない部屋という小説のなかで、出口のない部屋に閉じ込められる３人。この部屋に集められた原因を探ろうと、それぞれ自分がどういう人間かということを他の２人に語るのだが、その語っている内容と、小説の著者が描き出すぞれぞれ３人の、違いの大きさに表面的にはみえない人間の怖さを感じました。
 さらに、この物語のおおもとになっている、著者が関わった事件の原因が、子供のころ自分も実際に感じずにはいられないことだったので、逆にそれが怖かったです。作中作のミステリー。

女流作家から「出口のない部屋」という原稿を、編集者は受け取ります。そのなかで、ふたりの女性とひとりの男性が、出口のない部屋に閉じ込められています。
サルトルの「出口なし」を元に作られた、という設定。が、それを知っていると、この「出口のない部屋」がどんな部屋なのかわかってしまうし、知らないとタイトルに裏切られた気分になる。

しかも「出口のない部屋」のストーリー上の必然性が生まれない。三途の川の前でも、閻魔大王の前でも、物語は成立します。

ただ著者の自己満足だけですね。

それでも、この三人の物語が交互に語られ、最後には繋がっていくプロットとストーリーには、惹かれます。

閉じ込められた三人の物語はおもしろい。

免疫学専門の女性研究者・夏木祐子は、ふたりの子どもも優秀で自立していて、鼻が高い。大学での地位もほぼ安泰。ただ、同じ研究室の後輩が人間関係につまづき、医者としても研究者としてもキャリアを投げ捨てかねない。学部長教授の娘である彼女だけが、祐子の気がかり。

新人賞を取って作家デビューした佐島は、その時の選考委員である大御所の女流作家・佐智子と結婚した。２０歳の年の差を越えて、ふたりは結ばれていると、ハンサムな佐島がテレビや雑誌で語るのは絵になり、作家よりもそちらの仕事がメインになりつつある。また、自分の新作はことごとく佐智子の添削を受けて、ようやく世間に認められるレベルだ。だがヒットしているとは言い難い。

平凡な開業医の妻におさまった鏡子は、夫の連れ子を医者にし、小さな幸せをつかんだ。しかし半年に一度、自分が１６年前に捨てた娘から、お金の無心のはがきが届く。教養のない、幼い内容だ。しかも、本当は捨てたのではなく、あの子が勝手に出て行ったのだ。それを姑に見られるのが情けなく、嫌だった。

ひとつひとつの物語は、それほど新鮮味はないのですが、でも読ませる筆力があります。人間らしい戸惑いや逡巡がちりばめられているのですが、物語がもたついたり、つまらなく感じさせることがない。

無理にミステリーを書く必要はないでしょう。人間描写に優れた作家なので、いろんな分野の小説を読んでみたいですね。
ミステリーのコアとなる構成がとてもおもしろかったですが、ネタバレになるので触れずにおきます。ニワトリ胚の研究など、実は密かにフランスの香りがしていて、それもまた京都とパリという二つの古都を知り、専門的なことから文化に至るまで深い知識をもつ著者のセンスを感じました。ミステリーは一般にトリックに凝りすぎて、登場人物の行動がうすっぺらいことも多いけれど、彼女の作品は人間の心理と行動にとてもリアリティがあり、普通なら識閾下にあって自分では気づかないような人間の心の奥を鮮明に描き出していて、本当に何度もぞっとしながら読みました。ミステリー自体の謎解きと同時に、鋭い所をついた人の心理と行動に、つい現実に戻って自分自身を反省したり、また一方で殺人事件などという話を書いてるにもかかわらず、著者はどんなに優しく明るく繊細で聡明な人なのだろうなどと思いを馳せたりしてしまいました。彼女の前では嘘はつけないな・・・。ともかく、一度読み終わってミステリーとして味わった後も、また別の意味で、なるほどねぇと考えさせてくれる作品です。岸田るり子の第2作目を読みました。1作目ではおどろおどろしい人間関係で楽しめましたが、今回はそれがさらにパワーアップして、さらに不思議な雰囲気を作り出し、寒気をおぼえるほどでした。連休をかけてじっくり読む予定でしたが、吸い込まれるように一日で読みきってしまいました。エンディングはまったく予想をくつがえすものでした。すばらしい作品だと思います。
]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://11-book.bestbook-search.com/detail/10/4408504505.html">
<title>女人高野万華鏡殺人事件 (ジョイ・ノベルス)</title>
<link>http://11-book.bestbook-search.com/detail/10/4408504505.html</link>
<dc:date>2008-11-12T05:13:09+09:00</dc:date>
<dc:creator></dc:creator>
<description>途中で、読んでいてがっかりしました。後藤又兵衛が、出てきてこれは、いいぞと思っていたら、黒田節モデルになった人物だと書かれているのでびっくりしました。母里太兵衛が福島正則と酒の呑みくらべをして、日本...</description>
<content:encoded>
<![CDATA[
途中で、読んでいてがっかりしました。後藤又兵衛が、出てきてこれは、いいぞと思っていたら、黒田節モデルになった人物だと書かれているのでびっくりしました。母里太兵衛が福島正則と酒の呑みくらべをして、日本号（名槍）を取ったものです。木谷先生位になれば、常識だと思うのですが、弟子に書かせたものなのか？とにかく今までファンでしたのでがっかりしました。
]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://11-book.bestbook-search.com/detail/11/4198619190.html">
<title>警視庁鑑識課 鎮静剤</title>
<link>http://11-book.bestbook-search.com/detail/11/4198619190.html</link>
<dc:date>2008-11-12T05:13:09+09:00</dc:date>
<dc:creator></dc:creator>
<description>北林優は、進化途上の作家のようだ。前作のミッドナイトブルーも読みごたえがあったが、本作品は前作をしのぐ面白さである。微物から犯罪を暴き出す手法は見事なものであり、その知識の深さと正確さに舌をまく。唯...</description>
<content:encoded>
<![CDATA[
北林優は、進化途上の作家のようだ。前作のミッドナイトブルーも読みごたえがあったが、本作品は前作をしのぐ面白さである。微物から犯罪を暴き出す手法は見事なものであり、その知識の深さと正確さに舌をまく。唯の苦しい立場での活躍には思わずエールを送りたくなった。次作がさらに待ち遠しい。市川橋刺殺事件、大人のどうしょうもない愛憎。事件に巻き込まれる浩志と梨絵、影を引きずりながらひっそりと生きようとするも関係が次第に明らかになる彼らを取り巻く大人たちの事件。背負っている人生。事件を取り巻く人間模様。必死に解明しようと奔走する鑑識の松原唯。がんばれ唯！。いつもながら、微量の証拠から犯人に迫っていく過程が大変面白い。登場人物の、孤独な魂が惹かれ合いながらも引き起こされる悲劇は胸が痛く、切ない。オヤジのいやがらせにも負けず、愛する人を亡くした心の隙間を埋めるように懸命に捜査を続ける主人公の唯の姿はいじらしく、同時にハラハラもさせられる。シリーズ物は主人公の成長をみるのが楽しみだが、これからも、唯には様々な事件に立ち向っていって欲しい。ある人に必要で、ある人にとっては過度の依存で、またある人にとっては未知の不安なもの…、「鎮静剤」。唯の過去の恋人への想い、揺れ動きが繊細な筆致で展開されるとともに、殺人事犯の鑑識に奔走、また刑事たちとの喧噪。ストーリーの展開も男と女のミステリー。読み応えありました。危うさを秘めて、ひた走る女性主人公が、前面にでていました。いつもながら、事件の中に描かれている、鑑識課の捜査と人間模様が、読みごたえ十分です。これからの人間関係が、どう進展するのか楽しみです。
]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://11-book.bestbook-search.com/detail/12/4062125358.html">
<title>カタコンベ</title>
<link>http://11-book.bestbook-search.com/detail/12/4062125358.html</link>
<dc:date>2008-11-12T05:13:09+09:00</dc:date>
<dc:creator></dc:creator>
<description>ケイビング経験者が読むとかなり微妙すぎるミステリー本。やめたほうが良い。いたるところにあるアホっぽい描写が逆に面白い人もいるかもしれないが・・。
さらに著者はケイビングの経験は無く、洞窟・ケイビング...</description>
<content:encoded>
<![CDATA[
ケイビング経験者が読むとかなり微妙すぎるミステリー本。やめたほうが良い。いたるところにあるアホっぽい描写が逆に面白い人もいるかもしれないが・・。
さらに著者はケイビングの経験は無く、洞窟・ケイビング解説の本からのみ知識を得ているので、その本と同じような内容・言い回しの文章があちこちに出てくる。あきれた。発刊当初、日本には無かったケイビング小説と思って期待し新品で買ったのだですが超ガッカリでした。 私は高得点でした。
引っかかる点は多々あるのはわかります。
特にミスリーを読み込んでいる人ほどそうでしょうね。
多分、この作者は映画よりもゲーム理論を小説にあてはめたような気がします。
文章も受賞が決定してから、相当書き直したのがわかります。
ひょっとしたら、編集者が直接手をいれた部分もあった？
でも、乱歩賞受賞作としては、かなり異質で挑戦的。
細かい部分に目をつぶれば、かなり楽しめる作品です。江戸川乱歩賞受賞作。期待しました。残念でした。
舞台はいつ水没するかわからない洞窟内。閉じ込められた一行の中に、秘められた思いを持っている者たちがいて・・・。魅力的な設定です。でも、閉じ込められているのに、なぜか閉塞感も水没するまでのタイムリミットが近づいてくるドキドキ感も全くなし。
大体最初から登場人物の区別が困難なほど、人物が描かれていません。なんだかまだ草稿段階の本を読んでいるみたい。もっと何とかなるストーリー素材だったのに残念。ケイビング（洞窟探検）という素材は新鮮だが、その内容は、過去に
傷を持つ男がウジウジするという、乱歩賞ではお馴染みの展開である。
まるで乱歩賞の応募規定になっているかのようで、何作も乱歩賞作品
を読んでいると、いい加減にしてくれと思いたくなる。
話自体は『ホワイトアウト／真保裕一』に似ていると思った。

洞窟探検というとなんとなくワクワクする。
題名は忘れたが江戸川乱歩の作品に洞窟を探検する話があって、
子供の頃ワクワクして読んだ記憶がある。

この作品にも確かにワクワク感がある。
それがこの作品の最大の売りだろう。
しかし、それ以上に、あまりにも荒削りというか未熟であり、
多くの欠点がある事も事実である。
ミステリーとして読まず、冒険小説として読んだ方が良いだろう。

素材自体は面白いので、書ける作家が書いていたら、もっと面白い話
になっていただろうという気がする。盛り込みすぎたためか、TVのサスペンスドラマみたいな内容ですね。
・ケイビング経験のない女性をチームに入れる（主人公と絡む配役をそろえたいだけ）
・主人公が危険を犯して救助に行き、それなりの危機の後、あまりにもあっけなく合流する
・途中までどのような人がチーム員として加わるのか、知らなかった、などありえるの？
・遭難者の飼い犬が…
・安易な殺人動機
読みやすいのですが、一つ一つの出来事の突込みが浅くて、2時間のTVドラマを見ているような内容でした。
]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://11-book.bestbook-search.com/detail/13/448801206X.html">
<title>グーテンベルクの黄昏 (創元クライム・クラブ)</title>
<link>http://11-book.bestbook-search.com/detail/13/448801206X.html</link>
<dc:date>2008-11-12T05:13:09+09:00</dc:date>
<dc:creator></dc:creator>
<description></description>
<content:encoded>
<![CDATA[

]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://11-book.bestbook-search.com/detail/14/4062127350.html">
<title>聖者の行進 伊集院大介のクリスマス</title>
<link>http://11-book.bestbook-search.com/detail/14/4062127350.html</link>
<dc:date>2008-11-12T05:13:09+09:00</dc:date>
<dc:creator></dc:creator>
<description>最近の栗本さん、人気ないですか・・・。
もともと万人に受け入れられるお話を書く方ではないですけど。
でもでもこのお話の読み応えというのは、最近の誰でも読めるライトな感じ、という部分を跳ね飛ばすものが...</description>
<content:encoded>
<![CDATA[
最近の栗本さん、人気ないですか・・・。
もともと万人に受け入れられるお話を書く方ではないですけど。
でもでもこのお話の読み応えというのは、最近の誰でも読めるライトな感じ、という部分を跳ね飛ばすものがあります。
本当に読み終わったときに、はあっ読んだーっとため息をついてしまいました。
伊集院大介といえば、初期は完全なる探偵で、出てくるお話もミステリーだったわけですが、このお話はミステリーと思って読んではいけません。
ミステリーと思って読むときっと腹がたちます。
最近は人気が出た本はすぐに漫画化されてしまいますが、間違っても漫画化だけはされてほしくないお話です。
漫画化されるほど人気は出ないでしょうがね（笑）

 長年のファンだし、あんまり辛口コメントしたくないんだけど、さっぱりビアンのヒロインにもワキ役にも感情移入できませんでしたわ〜そして謎解き部分にはあまりミステリー風味を期待してはイケマセン。 つか、全体的にジョーママのキャラが強烈すぎてついていけんかったよ（爆）百合好きさんならヒインが同じ百合系で、同じ作者の「ウンター・デン・リンデンの薔薇」のほうが１００万倍オススメです。  作者にひとこと:もっと若くてピチピチした美少年or美少女キャラを出してちょーだい！（耽美度アップ切望♪）栗本薫の物語を愛する人はこの物語を読んでも十分楽しめるだろう。語り手に対する愛情がわくに違いない。また、語り手を通して伝わってくる、作家の世界観にも大いに共感できるだろう。あえて言えばこれはミステリー的な雰囲気を散りばめた人間ドラマであって、ミステリーではない。それを理解したうえで購入されることをお勧めする。これは推理小説ですか？私には最後までフェアに思えませんでしたよ、栗本先生！ネタバレになるのでかけないのですが●●が裏社会の住人「らしい」ってことしかヒントがなかった気がするんですけど・・・いや、でもいつもながらのキャラクター設定の妙味で、もうほとんどそれだけで引っ張っていってしまうのはさすがです。しかし悲しいかな、どうやら私は”伊集院もの”そのものに共感できなくなってしまったようです。自称「永遠のマイナー作家」とおっしゃるだけあって、たとえ世界最長の傑作「グイン・サーガ」が2000万部売れようと作家としての資質はマイナーであることよ。と思いました。
]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://11-book.bestbook-search.com/detail/15/4062125129.html">
<title>身も心も 伊集院大介のアドリブ</title>
<link>http://11-book.bestbook-search.com/detail/15/4062125129.html</link>
<dc:date>2008-11-12T05:13:09+09:00</dc:date>
<dc:creator></dc:creator>
<description>少なくとも、伊集院大介シリーズの中の一冊でなかったらこの一冊は愛すべき一冊になったかも知れない。名優と名バイプレーヤーを揃えれば良い芝居になる訳ではない、と言う現実を見せ付けている好例。ラスト１ペー...</description>
<content:encoded>
<![CDATA[
少なくとも、伊集院大介シリーズの中の一冊でなかったらこの一冊は愛すべき一冊になったかも知れない。名優と名バイプレーヤーを揃えれば良い芝居になる訳ではない、と言う現実を見せ付けている好例。ラスト１ページでそれまで感じていた違和感が噴出。一気呵成に主人公が大ッ嫌いになってしまいました。やっぱ殺人事件が起こっているのに、みんなが後始末にかかろうとしたら「じゃボクはおうちに帰ってオンガクするね〜」つったのはどうよ？人ひとり死んどるっちゅーねん！（相当はしょってますスミマセン）主人公が天才ですごくてエラくてご立派で藝術の神に偏愛されているという設定じたいは問題ないんですけど、いくら何でもここまでエゴイストだと魅力を感じなくなっちまって。栗本作品には珍しく読むのが辛かった。同じエゴイストでも「アンティック・ドールは歌わない―カルメン登場 」のヒロインには強烈な魅力を感じたし励起されるものがあったのに。しみじみと嫌いだわ〜。読んだ私が小市民だっつーことの証明でもあるのでしょうが、こんなイヤなやつのオンガクなんか聞きたくないし、きっと聞いても「・・・で？」と思ってしまうに違いないと確信・・・そんな決心したくないのに！なんか、今回は伊集院先生とからむってことで相当に期待していたので落胆も大きかったです。読み返す気にならず古本屋に（以下自粛）。栗本さんの作品で「真夜中のユニコーン」もちょっとこの作品みたいなニオイを感じはっきりと「嫌い」な小説なんですけど。伊集院シリーズの伊集院大介先生とキャバレーの矢代俊一氏の共演です。こういう共演が出来るのも栗本さんならでは。ジャズがこの本の柱になっていますで、ジャズファンならかなり楽しめるはず。ジャズファンでなくても、伊集院大介ファンならさらに楽しめる一冊です。謎解きとして読むのではなく、このまたとない共演を堪能して下さい。
]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://11-book.bestbook-search.com/detail/16/4257010681.html">
<title>魔界都市 ＆lt;新宿＆gt; 【完全版】 (ソノラマノベルス)</title>
<link>http://11-book.bestbook-search.com/detail/16/4257010681.html</link>
<dc:date>2008-11-12T05:13:09+09:00</dc:date>
<dc:creator></dc:creator>
<description>本書からは【魔界都市・新宿】の霊的本質の産声が聞こえてくる。その声は過去に書店で【魔界都市】を手に取り読み耽った方、そうでない方、これから読む方にも聞こえるだろう。【新宿】は知っているのだ…魔界都市...</description>
<content:encoded>
<![CDATA[
本書からは【魔界都市・新宿】の霊的本質の産声が聞こえてくる。その声は過去に書店で【魔界都市】を手に取り読み耽った方、そうでない方、これから読む方にも聞こえるだろう。【新宿】は知っているのだ…魔界都市・新宿向きの人達を。さぁ、本書を目にした方々。レジに向いましょう。さぁ早く。そうすればあなたは既に魔界都市の住人だ。‥と堅苦しいのはここ迄。本書は菊地秀行先生のソースである。世にも美しいせんべい屋さんは登場しないが魅力的なキャラが元気に魔界を闊歩している。白くないDr.メフィストが見れるのは本書だけ。【新宿】初の敵達も魅力的。さぁ、初々しい【新宿】を堪能しましょう。著者のデビュー作である「魔界都市新宿」と、その続編の「魔宮バビロン」の合本。
最近の著者の作品同様の迫力を、十二分に楽しめる。

新宿は魔界と化してしまったが、物語は、歌舞伎町、中央公園、早稲田大学など、
実在の新宿が舞台となっており、不思議な感覚におちいる。

十六夜京也の立ち回りの鋭さには目を見張るが、
要所で登場する、ドクター・メフィストがニヒルだ。

後に大活躍する事になるドクター・メフィストの、
デビュー時のキャラクターを見る事が出来る。

著者の最近の作品も含めて、物語の舞台が実在の地名や建造物と関係している点がリアルだし、
ヒーローが常に圧倒的に強い訳ではなく、数々の危機に直面するのでハラハラとさせられる。
魔界を支配する闇の住人などの、数々の魔人を堪能出来る。

「超伝奇小説」の本格的な夜明けだ。前は文庫でしたがノベルズとして新しく登場の一冊。新宿とバビロン両作品が収録されているのですが、文庫版後書きもよめるので嬉しい一冊です。ノベルズ版後書きもありますよ。絵は末弥さんに変わり、こちらもなかなか素敵です。菊地先生が好きな方ならお勧めです。
]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://11-book.bestbook-search.com/detail/17/4488023797.html">
<title>密室の鎮魂歌(レクイエム)</title>
<link>http://11-book.bestbook-search.com/detail/17/4488023797.html</link>
<dc:date>2008-11-12T05:13:09+09:00</dc:date>
<dc:creator></dc:creator>
<description>一年ほど前に読んだので、細部は忘れてしまいましたが、面白かったです。
魅力的な謎、存在感のある登場人物、読みやすくて丁寧な文章と完成度が高かったです。２作目を待っています。 手品というのは、「なんだ...</description>
<content:encoded>
<![CDATA[
一年ほど前に読んだので、細部は忘れてしまいましたが、面白かったです。
魅力的な謎、存在感のある登場人物、読みやすくて丁寧な文章と完成度が高かったです。２作目を待っています。 手品というのは、「なんだ。そんなことだったのか」と思わせる単純明快なタネがあるからこそ、すごいのだと思う。密室ミステリも同じだ。だが、昨今の密室ミステリはトリックがだんだんと複雑化してきている。数が増えれば、複雑化するのはやむを得ない。しかし、だからこそ単純明解な密室トリックへの想いが募るのだ。

 本書は、そんな書評子の気持ちに部分的には応えてくれるあるものの、密室のなぞが解けたときの充足感もそれほどでもなく、全体的には消化不良気味であった。ただ、軸となる刺青の謎や動機では惹きつけられる部分があっただけに、ほかの完成度の低い密室事件は余分だった気がする。
これは本格ミステリではないですね。サスペンス小説です。途中の各章ごとに登場する密室事件がつまらない。おそらく作者としては、「幾つもの密室事件を経て最終的に辿り着いたのは……！」という構成をもくろんでいたのだろうが、「密室」をここまで前面に押し出す必然性がまったく感じられないし、そのために読者が抱いてしまった期待感にも応えられていないと思う。文章もけっして下手ではないが、かといって巧くもない。一言でいえば「無難な出来」。ただし、デビュー作として見れば水準は越えているか。ちと辛い評価になりますが、とにもかくにもこれから。受賞後第一作に期待。女流画家の絵に描かれた不思議な模様の謎が、圧巻です。最後の章は読んでいて背筋の凍る思いがしました。登場人物間の心理的な関係が非常に面白く描かれており、また何人かの奇妙な登場人物が不思議な彩を添えているのがよいです。絶対お勧めの一冊です。京都の描写が女性らしい目の付け所で紹介されてミステリーの中で違った意味で楽しめた。作者の略歴を見ると化学が専門でさらっと専門知識をうまくストーリーの中に取り入れている。検索すると作者はいろんな大きな賞で最終エントリーまで残っておりかなりの実力者であるようだ。次作も楽しみだ。はっきり言って引き込まれた。
]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://11-book.bestbook-search.com/detail/18/4198618704.html">
<title>ギャングスター・レッスン</title>
<link>http://11-book.bestbook-search.com/detail/18/4198618704.html</link>
<dc:date>2008-11-12T05:13:09+09:00</dc:date>
<dc:creator></dc:creator>
<description>ヒートアイランド後のアキの成長ぶりを見られたのはよかったのだが、ヒートアイランド、サウダージに比べると物足りなかった。事故を起こしたやくざに修理代を請求する場面も、一方的にやくざをのしてしまったため...</description>
<content:encoded>
<![CDATA[
ヒートアイランド後のアキの成長ぶりを見られたのはよかったのだが、ヒートアイランド、サウダージに比べると物足りなかった。事故を起こしたやくざに修理代を請求する場面も、一方的にやくざをのしてしまったため盛り上がりに欠けた。アキが早く一人前になることを信じて次回作に期待したい。ヒートアイランドの続きです。

しかし・・・装丁（笑

それはさておき、ヒートアイランドで、犯罪プロ（笑 にスカウトされた、

アキ君の犯罪プロとしての修行です。

データベースでは、「過酷」と書かれてますが、

過酷と言うよりお笑い？

いや、これを読んで笑う私の神経がおかしいのか？とも思いつつも、

引き続き、突っ込みどころ満載で、

おもいきり楽しませていただきました。

正直なところ、文章はそんなに上手ではないのですよ。

でも、それを凌駕してあまりある、ストーリーテーラー？

とにかく、深刻でないのがいいです。

読むとさっぱりします♪
前作「ヒートアイランド」の続編。 
「ヒートアイランド」巻末の約束どおりの１年後に仲間になったアキを，２人の犯罪プロが育て上げ，初めての実戦に繰り出すまでの物語。
前作が好きな方には，それなりに楽しめる作品だ。
ただ，連作ということもあり，スピード感やドキドキ感はいまいち。 
「手に汗握る」シーンもそれほどなく，前作に比べるとちょっと「ほのぼの」とさえ感じさせる雰囲気がある。
「ヒートアイランド」の世界観よりもかなり軽いノリです。「ヒートアイランド」のそのまんま続編です。同書が楽しかったなら読むべき。いまいちだと思うなら読む必要はなし。

前作に比べると深みは無い。ただそれでも面白い。前作のイメージのままギャングには入っていけるので、シリーズものとしてはありの内容。
結局「サウダジ」(第三弾)やいずれ刊行されるであろう第四弾へのつなぎにはちょうどよい作品かもしれない。かなり作者が楽しんで書いているなぁ、と感じました。
読んでいてこちらも楽しかったです。
表題の通りに、アキをギャングに育てていきます。暗さはないですよ。
おまけが最高におもしろい！笑った！
]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://11-book.bestbook-search.com/detail/19/4488017126.html">
<title>インディゴの夜 (ミステリ・フロンティア)</title>
<link>http://11-book.bestbook-search.com/detail/19/4488017126.html</link>
<dc:date>2008-11-12T05:13:09+09:00</dc:date>
<dc:creator></dc:creator>
<description>渋谷のホストクラブを経営する女性フリーライターと
その店のホストたちを探偵役に据えた連作ミステリィ。
夜の街の住人たちであるはずの主人公たちが
妙に生真面目で正義感に溢れているのは気になるが
異色の...</description>
<content:encoded>
<![CDATA[
渋谷のホストクラブを経営する女性フリーライターと
その店のホストたちを探偵役に据えた連作ミステリィ。
夜の街の住人たちであるはずの主人公たちが
妙に生真面目で正義感に溢れているのは気になるが
異色のキャラクターたちの魅力によって読み進むに抵抗は無い。

描かれている環境はハードボイルドかもしれないが、
本当に陰惨なわけではなく、一歩引いて眺めている感じ。
悪く言えば人畜無害。テレビドラマ向きの素材。久々、「うわ〜。ヤラレタ！」と思った本。
全然期待して読み始めたわけじゃない本の場合で、面白かった場合、そのような感想に
なってしまいますが、それがコレでした。
４つの短編からなる連作ミステリーで、舞台はホストクラブ。
そして、その内容は、

 ・常連客の死で、トップに殺人容疑がかかる「インディゴの夜」
 ・知人の娘が少女誘拐事件に巻き込まれる「原色の娘」
 ・区長選に絡んだ恐喝事件の「センター街ＮＰボーイズ」
 ・夜の街のディープな話「夜を駆る者」
 
と、内容をピックアップすると、かなりダークなお話で詰まっています。
ＨＡＰＰＹな話ばかり読んでいた頭には、ホストの世界も、夜の世界の話も、暴力的な話は
ちょっとキツイはずなのですが、キャラクターが良いのとテンポ良い話の展開のおかげか、
「おもしろかった！」の一言につき、全然問題なくすんなり読んでしまいました。
そして、主人公でホストクラブのオーナー・晶のサバサバした性格と、彼女を囲む個性豊かな
ホストたちの行動力抜群な頼もしさは最高です。

最初に想像していたのとは違っていましたが、これはこれで面白い。
ホストクラブが舞台だけれど、３０半ばの女性フリーライター兼ホストクラブ「club indigo」のオーナーによる一人称。けれどお水タイプではなく、Ｔシャツにジーンズが好みの女性。彼女の若い人に対する感じ方が面白い。同年代としては思わず頷いてしまう。
他の登場人物もはっきりしていて、個性的。
謎も裏関係のものが多く、普段目にすることのない場所や事物が関係するので読んでいて新鮮でした。謎解きとしては少々弱い面もあるけれど、主人公の語り口がいいのか、最後まで読ませます。 第10回創元推理短編賞を受賞した「インディゴの夜」と、その続編３篇が収められた短編集。
 渋谷のホストクラブを舞台とした異色の作品で、その独特の世界がどっぷりと描き込まれている。ミステリとしてはいまいちな部分も少なくないが、登場人物やストーリーは素晴らしい。特に、それぞれに魅力のあるホストたちは、いかにもというふうに描かれている。ホストクラブにはまる女性の心理が分かるような気になるくらい。
 今後も大いに期待できる作家と思う。とにかく、面白くて、一気に読んでしまいました。
渋谷にあるDJ風の男の子達がホストをしているclub indigoのオーナー高原晶、実質的に仕切ってくれている憂夜さん、歌舞伎町のナンバー１ホスト空也、黒帯保持の乙女なおかま、なぎさママなど、登場人物も濃いです。
わたも、ドラマ化して欲しいと思います。
読みながら、どの俳優さんが演じたらいいかな、なんて勝手に考えたりしました・・・。
]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://11-book.bestbook-search.com/detail/20/4062121697.html">
<title>乱歩賞作家 黒の謎</title>
<link>http://11-book.bestbook-search.com/detail/20/4062121697.html</link>
<dc:date>2008-11-12T05:13:09+09:00</dc:date>
<dc:creator></dc:creator>
<description>後半の作品ほど面白くなっていく、というのが率直な感想です。しかし、残念ながらどの作品もミステリーとしては物足りず、やや幻想的な趣向の作品や、ミステリーと言えるかどうか怪しい作品もあるので、各々の作者...</description>
<content:encoded>
<![CDATA[
後半の作品ほど面白くなっていく、というのが率直な感想です。しかし、残念ながらどの作品もミステリーとしては物足りず、やや幻想的な趣向の作品や、ミステリーと言えるかどうか怪しい作品もあるので、各々の作者に興味のある方でなければ、退屈する可能性があります。この作品集だけ読むと、特に乱歩賞作家達という印象を受けることは出来ないですし、逆に、黒の謎というタイトルから受ける印象ほど、謎というほどの謎はありません。厳しいようですが、企画コンセプトのみが先行している感じを受けました。桐野夏生が収録されていなければ恐らく読みませんでしたが、やはり抜群の筆力であることは判ります。
]]>
</content:encoded>
</item>
</rdf:RDF>
